DHAは血液をサラサラにする働きもあるって本当?

近年健康番組などで「この食品には血液サラサラ効果があります!」という言葉を耳にしますよね。

血液サラサラ成分の中でも特に最近注目の成分がDHAなんです。でもDHAはどんなメカニズムで血液をサラサラにするのでしょうか?

そして血液がサラサラになると具体的にどんなメリットがあるのか、それぞれ見てみましょう。

DHAで血液がサラサラになる理由

血液がサラサラとは、簡単に言うと血液が血管を順調に流れている状態を言います。逆に血液ドロドロの状態とは、血管が狭まり硬くしなやかさを失っている状態だったり、血液の赤血球が硬くなっていて血管が詰まりやすい状態です。

DHAはサラサラとして固まりにくい性質を持った物質で、それを取り込むと人間の細胞壁は柔軟に、流動性を高める(流れ動きやすさを増す)と言われているんです。これは血管壁も赤血球も同じで、どちらも柔らかくしなやかになるんですね。

ちょっと難しいので簡単な例えで言うと、金属のパイプに石ころをつめてもすぐ中で詰まってしまいますが、同じ寸法でも柔らかいゴムチューブにゼリー状の玉を入れればちゅるちゅると詰まらずに流れていきますよね。

ゴムチューブを血管、ゼリー玉を赤血球に置き換えると、流れやすい血液サラサラ状態という事なんですね。

血液がサラサラになると起こるメリット

血液がサラサラになることで得られるメリットは、何と言っても動脈硬化やその先の病気を予防できることです。

動脈硬化とは、中性脂肪やコレステロールのせいで血管が狭く・硬く・脆くなってしまう現象をいいます。動脈硬化になると、ちょっとした血の固まりが血管に詰まりやすくなってしまうのです。

そう言うとあまり深刻な問題には聞こえませんが、この血管に血の固まり(血栓)が詰まってしまう病気があの有名な脳梗塞・心筋梗塞なんです。どちらも命に関わる危険な病気なので、DHAは命を救うかも知れない栄養素なんですね。

ドロドロ血液になりやすい生活を改善するのも大切

DHAを摂取するのも大切ですが、病気になりやすいドロドロ血液の原因になる悪い生活習慣を改めることも大事です。

野菜不足で脂っこいものばかり食べていたり早食いのクセがあるなど、悪い食生活は動脈硬化の原因になります。血液をサラサラにするためには、野菜中心のご飯をゆっくり噛んで食べるのがいいんですね。

DHAは生魚に含まれているので、魚を食べるのもオススメです。もっと手軽にDHAサプリメントで摂取するという方法もあります。また軽い運動を続けるのも効果的と言われていますね。

いくら体にいい栄養素を摂取しても、生活習慣がダメだったら血液はサラサラになってくれません。DHAを摂取しつつ、生活習慣もしっかり改めましょう。