将来の認知症や物忘れ対策にDHAを摂取しておいたほうがいい?

ある程度の年齢になってくると心配になってくるのが認知症ですよね。今まで出来た事ができなくなったり、大事な事を忘れてしまうなんてとても怖い事です。

その認知症予防のためには、脳に必要な栄養素をしっかり摂取しておく必要があります。中でもDHAは脳まで届いてその働きを助けてくれる大事な栄養素なんですね。

DHAで脳血管性認知症の予防ができるメカニズム

まず認知症にも種類があり、その中でも脳血管性認知症の予防にDHAは大きな力を発揮します。

脳の血管に血の固まりが詰まったり、血管が破れるなどして周りの組織が死ぬと起こるのが脳血管性認知症です。かなり多くの高齢者が直面する症状と言われています。

DHAは血管をしなやかに、血液の赤血球も流れやすくする効果があるため、血の固まりをつまりにくくして脳血管性認知症を予防してくれるんですね。

DHAは同じメカニズムで動脈硬化も防いでくれるため、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも低く抑える事ができます。一石二鳥の栄養素なんですね。

DHAが脳の機能を助ける理由

脳血管性認知症予防のほかに、DHAは脳の神経細胞のニューロン同士をつなぐシナプスの材料でもあるため、脳の機能そのものを助ける効果もあります。

人間の脳は、一度繋がったシナプスを運動や頭を使う刺激に従って整理する性質があります。より効率の良い脳に育てるためだと言われており、多くのシナプスとそれを整理するための刺激が必要と言われています。

年齢や認知症などで脳細胞のニューロンは数を減らしますが、シナプスが効率の良い繋がりを作る事で、少しでも機能を補う事ができないか注目されているんですね。

また人間の記憶を司る脳の海馬には、多くのDHAがもともと含まれている事がわかっています。海馬にDHAを補給することで記憶力が向上・回復したという例もあるようです。

体から脳まで栄養素が達するまでには、血液脳関門という脳に有害な物質を取り除く器官があるのですが、DHAはそこを通過できる栄養素なため脳まで届くと言われています。

常にDHAを摂取して海馬の能力を保っておけば、認知症の予防になる可能性があるんですね。

DHA摂取以外にも認知症予防対策をしよう

このようにDHAは認知症予防に効果的ですが、一方で認知症になりにくい生活をする事も重要です。ストレスが多かったり、運動不足だったり、刺激のない生活が続いたりするのは認知症になるリスクを高めてしまいます。

好きな事を生き生き楽しんだり、軽い運動をしたりすると認知症予防に良いとされています。DHA摂取と同時に、認知症になりにくい生活を楽しみましょう。